糖質制限とは??
食事の糖質を極力カットすることを言います。
糖質は、人間の生命維持や身体活動などに欠かせないエネルギー源である三大栄養素「タンパク質・炭水化物(糖質)・脂質」の一部である、
炭水化物に約9割含まれている栄養素です。
炭水化物は、消化吸収できる「糖質」と消化吸収できない「食物繊維」に分かれています。
糖質制限は、糖尿病の治療として行われる食事法でしたが、
現代では減量効果が高いことからダイエットとしても活用されるようになり、
減量を必要とするアスリートの多くは、この「糖質」を意識し食事に取り組み、目標体重を目指す方も多いです。
なぜ痩せるのか?
そもそも、
『糖質をカットすると、なぜ痩せるのか?』
☆糖質の特徴は、
・タンパク質や脂質に比べ、摂取した際の血糖値の上昇が急激である事。
血糖値が急激に上がると、それを抑えるためにホルモンの1つである
「インスリン」が多く分泌されます。
☆インスリンには、
・血液中の糖分を脂肪細胞に取り込むよう促す性質があるので、
インスリンが多く分泌されると、血液中の余った糖分を脂肪に取り込み、体脂肪が蓄積されやすくなります。
即ち、
☆糖質を制限することで、
・血糖値の急上昇を抑え
・インスリンの分泌を抑える
のです。
身体を動かすエネルギーである糖質の摂取量が少なくなると、
体内ではエネルギー不足を補うために、蓄積されている中性脂肪や体脂肪を分解してエネルギー源を作り出して行く様になります。
≪とゆうことは!!≫
・体内の糖質が少なくなる
↓
・これまで以上に、体内の脂肪とエネルギー源として使いやすい
ということなのです。
また、中性脂肪を分解するときに、肝臓では「ケトン体」と呼ばれるエネルギーを生成します。
このケトン体が糖の代わりとなり、身体を動かすエネルギー源となっていきます。
つまり!
「糖が不足しているのだから、脂肪を分解して代わりのケトン体をどんどん作ろう!」
という身体の仕組みが働くために体脂肪が減少していくのです。
・例えば、
通勤のために、毎朝最寄り駅まで15分かけて歩いていた方が糖質摂取量をコントロールすると
これまでの15分の徒歩では糖質しか使われていなかったのが、
脂肪も使うようになる、かもしれない!?
即ち、これまでと同じ日常生活を送っているだけで、これまでよりも体重が落ちやすくなるのは、
体の中で、このような現象が起きているからなのです!
とはいえ、
お食事は先述の通り、PFCバランスといわれている
「タンパク質(P)」「脂質(F)」「炭水化物(C)」
のバランスが重要です!
曖昧な知識で取り組むと、
適正体重に向かうどころか、体調を崩す場合もありますので、お気を付けくださいませ。
BANFIでは、
「糖質制限」
ではなく、
上記「PFCバランス」を意識して、お客様に合った
・糖質量を見出し
・コントロールする。
「糖質コントロール」も取り組んでいます。
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